2014年3月20日
銘木として名高い吉野杉の産地にて視察研修会を開催した。その山林を1900ha所有し、約20年前から大橋式の高密路網を整備するとともに、狭い場所でも使えるように工夫された高性能林業機械を用いて、作業効率を高めている清光林業株式会社(取締役会長 岡橋清元氏)の施業地を視察。
「壊れない作業道づくり」による集約的で生産性の高い林業経営の取り組みを4時間に亘り、岡橋会長自身に案内頂き、会員からは終始多くの質問がなされた。すべての会員が自らの山林に置き替え、今後の林道・作業道の整備方法や施業方法の目指すべき方向性を固める事が出来る大変実りある視察研修会とすることができた。
大橋三郎先生の基本理念と工法を忠実に守り開設した奈良型作業道の説明をされる岡橋会長。
吉野に適した壊れない道作りが現わされたイラスト。
清光林業株式会社で開設されている幅員2.5mの作業道。
それらは、路網密度60m/ha、総延長90kmにもおよぶ。
丸太を用いながらの作業道作設中の現場!
樹齢250年の杉の人工林。これぞ日本が誇る吉野杉!と誰もが認める迫力です。
中原会長をはじめとする会員からの様々な質問に回答する岡橋会長。
4時間に及ぶ視察研修をさせて頂きお礼の握手の後、厚い友情を交わす岡橋会長と中原会長。